屋根には「横葺き」と「縦葺き」の施工方法があります。
見た目には縦縞のデザインが「縦葺き」で、横縞だと「横葺き」です。
では、見た目以外にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、横葺きと縦葺きの違いについて解説します。
▼横葺きと縦葺きの違い
■横葺き
横葺きは、地面に対して
屋根材が平行な形状になっていることを指します。
デザインが豊富で、家や個人の好みに合わせて施工できることも大きなメリットです。
また、
屋根の形が複雑な場合でも施工がしやすいため、デザイン性の高い住宅に取り入れられることが多いでしょう。
ただし、3寸以下の斜面だと雨水が逆流してしまうため、施工ができません。
■縦葺き
ストライプ状の
屋根は「縦葺き」と呼ばれています。
縦葺きの場合、水や雪が下方向へ自然に流れていくため、
雨漏りしにくい構造といえるでしょう。
そのため横葺きと異なり、緩い斜面の
屋根でも施工が可能です。
ただし、縦葺きは1枚板を使用するため、複雑な形状の
屋根には向いていません。
▼まとめ
屋根は、横葺きと縦葺きの2種類の方法で施工されています。
横葺きはデザイン性に優れていますが、雨水が流れにくい形状です。
一方で縦葺きは、緩い斜面の
屋根でも対応が可能ですが、複雑な形状の
屋根には向いていません。
それぞれ特徴が異なるため、
屋根の形状や好みに応じて取り入れると良いでしょう。
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